Oxfordで、GLP-1を研究していた糖尿病専門医が、肥満治療を考えます。

ちょっと太っていたほうが長生き?

世間一般の理想体重より〝20㎏以上太っているデブ〟のほうが長生きだという科学的根拠があるのだ。
でおなじみの新見先生。
科学的根拠として挙げている論文はこちら
http://www.nature.com/news/the-big-fat-truth-1.13039
「BMIが25~30未満の『過体重』のグループのほうが、BMI18.5~25未満の『普通体重』
のグループよりも死亡リスクが6%低い」という結果になっています。
「肥満=悪」の常識を壊す、なかなか魅力的な結果です。
しかし、その3年後の今年、141もの論文を検討したところ、
「糖尿病などの病気で痩せてしまった人などを補正して計算したら、やっぱり標準体重が最も健康」
という結果がでてきました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4725464/
残念ながら、恐らくこちらが正しそう。
外来診療(糖尿病外来)での感触もBMI 22前後が安心できますし、個人的な体感でも、BMI 20-22くらいが一番体が軽いです。

重藤誠 by
しげとう・まこと●医学博士。日本内科学会認定内科医、日本糖尿病学会認定糖尿病専門医。亀田総合病院、オックスフォード大学正研究員などを経て、2016年9月に開院。GLP-1に関する論文が国際科学雑誌に掲載されるなど、業績多数。国立滋賀医科大学の客員講師も務めている。

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