Oxfordで、GLP-1を研究していた糖尿病専門医が、肥満治療を考えます。

【もう一つのインクレチン】GIP

GIPはグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(glucose-dependent insulinotropic polypeptide)と呼ばれ、GLP-1同様、消化管でつくられるホルモンです。
GLP-1とともに、食後にインスリン分泌を刺激するインクレチンの一種に分類されています。

栄養素、特に脂質で分泌が刺激されます。

インスリン分泌を促進するなど、GLP-1と似た働きをしていますが、決定的に違うのは体脂肪を増やしてしまう点です。

 

 

GIPもDPP-4で分解されるため、DPP-4阻害薬で増えます。
DPP-4阻害薬で体重が減らない原因の一つに、GIPが増えることもあるのかもしれません。

 

重藤誠 by
しげとう・まこと●医学博士。日本内科学会認定内科医、日本糖尿病学会認定糖尿病専門医。亀田総合病院、オックスフォード大学正研究員などを経て、2016年9月に開院。GLP-1に関する論文が国際科学雑誌に掲載されるなど、業績多数。国立滋賀医科大学の客員講師も務めている。

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