Oxfordで、GLP-1を研究していた糖尿病専門医が、肥満治療を考えます。

脳を満足させる食べ方

体重、特に、体脂肪は脳が決めているため、余計な食欲を刺激しないためにも、脳を満足させる食べ方をするのは重要です。

まず、最もよくない食べ方は、「○○は太るからあまり食べないようにしよう」、「△△はカロリーが高いから・・・」などと考えながら、いやいや食べてしまうことです。これだと、美味しいもの、栄養のあるものを食べたとしても、脳は満足するどころか、むしろストレスになってしまいます。太ってしまう人の思考は、「いかに食べても太らないか」を物差しに食べていることが多く、結果、食べすぎているものと思われます。

また、「~ダイエット」、「~法」という、特殊な食事法にこだわりすぎると、どうしても禁止食品がでてくるため、この落とし穴に嵌りやすくなります。

 

いっぽう、感謝して食べることは、最も重要なポイントです。いまだに飢餓人口8億人もいる現在、幸運にもほとんどの国民が、やろうと思えば、いつでも、好きなものを、好きなだけ食べることができる日本に生まれたこと、食材になった生命に対して、つくってくれた人達に対して・・・と、感謝すべき点はいくらでもあり、心から感謝して食べることで、脳は満足しやすくなるはずです。

全く同じものを、同じくらいの量食べても、全く太らない人と、どんどん太ってゆく人がいる原因の一つは、腸内細菌や体質はあるとおもいますが、、食べることに対する意識も大きいのではないかと考えています。

多くの宗教にある、食事に対する感謝、祈りの意味は、思った以上に大きいのかもしれません。

私は、特定の宗教を信じてはいませんが、ときどき、伝統や宗教のほうが、近代科学のはるか先を行っているように感じることがよくあります。

とんでもないことも多いので、注意は必要ですが。

いずれにしても、感謝して食べるというのは、人間としての基本ですね。

忘れないようにしたいものです。

 

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重藤誠 by
しげとう・まこと●医学博士。日本内科学会認定内科医、日本糖尿病学会認定糖尿病専門医。亀田総合病院、オックスフォード大学正研究員などを経て、2016年9月に開院。GLP-1に関する論文が国際科学雑誌に掲載されるなど、業績多数。国立滋賀医科大学の客員講師も務めている。

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