Oxfordで、GLP-1を研究していた糖尿病専門医が、肥満治療を考えます。
https://shigeto-cl.com/

テレビ放送とパクリニックサイト

以下、ザ 仰天ニュースの本サイトより転載

もし、誰もが苦労しないで痩せたなら…
これまで、「仰天チェンジ」では「痩せてやる!」と、必死に頑張った女性たちの姿を
紹介してきた。

しかし、そんな涙ぐましい努力で苦しまなくても、
簡単にラクに痩せられる日が来るかも…?

1日1回、チクッとして痩せた女性

アメリカ・ニュージャージー州。
人生がガラッと変わった女性、マリッサ・ジダジンスキーさん。

それまで彼女の人生は、食欲を抑えられず…いつしか体重100kg超え。
その為、「胃バンディング術(ラップバンド)」という外科手術も経験していた。

胃の上部をバンドで縛って、胃を強制的に小さくし、食べる量を減らす方法。
しかし、体に合わず失敗。
ならばと、胃の一部を切除する「スリーブ状胃切除術」もやった。

ところがマリッサさんの食欲は、それを上回り、
小さくなったはずの胃が、また伸びてしまった。

そんなマリッサさんは、ある仰天・未来型肥満症治療と出会い、
なんと4か月で20kg減量。人生が変わった。

その衝撃のダイエットを開発したのは…デンマークにある会社。
元々は肥満症に関する会社ではなく、糖尿病に特化した薬の研究で世界的に有名だった。

その研究の中で、肥満症治療にも極めて効果の高いものが見つかった。
それが、GLP-1というホルモンと同じ働きをする薬。

「GLP-1」とは、ヒトの腸から分泌されるホルモンの1つで、
血糖値を安定させるインスリンの分泌を促すもの。

糖尿病患者に投与することで治療効果が高まるが…もうひとつ、すごい作用が。
なんと食欲が抑えられるという。

実はGLP-1は食べた物が消化され、腸を通る時の刺激で分泌されるホルモン。
なので、GLP-1が分泌されると、脳は”満腹である”と認識するというのだ。

こうして、糖尿病治療のプロたちによる肥満症治療の取り組みが始まり、
2007年には、実際に肥満症に苦しむ人たちへの臨床試験もスタート。

2015年にアメリカの食品医薬品局の認可を受け、
この肥満症治療薬が、発売開始された。
この薬がマリッサさんを始め、多くの人の人生を変えることになったのだ。

この薬の使用方法は、ペン型の注射を糖尿病のインスリン注射の様に体にさすというもの。
これで、食欲が抑えられるのだという。

20180731_01_02.png

この肥満症治療薬、使い始めは軽い吐き気など副作用が出る場合もあるという。
日本では承認されておらず、日本人での安全性は確認されていないが、
マリッサさんの人生を変えた薬だ。

http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20180731_01.html

転載ここまで。

放送後、直近の予約が取りにくい状態が続いており、大変ご迷惑をおかけしております。

日本では承認されていないのかという質問をよく受けるのですが、保険外診療でしたら問題ありません。

未来の治療でもなんでもなく、100万人規模の科学的データに基づいていますし、日本でも私が2年くらい前からやっております。

それとは関係ないですが、当クリニックのサイトの内容をまねたものが出来ているという、報告をいただきました。

http://glp-1.clinic/lp1/?gclid=CjwKCAjw14rbBRB3EiwAKeoG_1L_EBfijGWCuLXl1bqWHfZob-XyizcYHYKsOSIPUs4wZEcw9QBxYRoCZkQQAvD_BwE

一字一句同じ部分があり、検索エンジンに引っかからないように、テキスト文字を排除して画像にしているので、確信犯ですね。

ここまで露骨だと、むしろすがすがしいです。

みたところ、糖尿病が専門の医師はおらず、在宅医と形成外科医だけですね。

GLP-1製剤を使ったことがあるとは思えませんが、大丈夫なのでしょうか?

処方というものは、同じ薬を出せば同じように効くわけではありません。

特に、GLP-1は、適切な生活指導あっての製剤です。

薬としての切れ味も抜群ですので、用量調整をきちんとしないと効果が出なかったり、効きすぎたりと、私ですらかなり扱いは難しいです。

使ったことのない外科医が扱うのは、私(手術室が嫌いで手術したことなし)が美容手術するのとあまり変わらないと思います。内科がいくら集まっても手術が出来ないのと同様、非専門が何人集まっても専門家には及びません。

法的措置をとったら?と言われているのですが、こういうのが出てきたということは、当院も認められてきたということかなと、ポジティブに考えて放置しようかと思います。

そんなことに時間を使うくらいなら、勉強して診療の質を高めたいですし。

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この記事を書いた人
しげとう・まこと●医学博士。日本内科学会認定内科医、日本糖尿病学会認定糖尿病専門医。亀田総合病院、オックスフォード大学正研究員などを経て、2016年9月に開院。GLP-1に関する論文が国際科学雑誌に掲載されるなど、業績多数。国立滋賀医科大学の客員講師も務めている。2021年から洛和会音羽病院糖尿病内科部長代理、医療法人シゲトウクリニック理事長を兼務。
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