Oxfordで、GLP-1を研究していた糖尿病専門医が、肥満治療を考えます。
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痩せている人は我慢もしていないし頑張ってもいない

私も、体重を減らしたくて、食べる量を減らそうとしていたときは、太っていました(80kg)。

「ちょっと痩せすぎ」と、妻におこられる現在(60kg)は、むしろ、そんなことは一切考えずに、満足するまで食べていますが、体重はなかなか増えません。

 

痩せている人は、食事を減らそうと頑張ってもいないし、空腹感をがまんしたりもしていないのです。

 

子供のときのように、お腹が空いたら食べ、お腹が一杯になったら食べるのをやめる。

これが出来るようになったら、ダイエット卒業だと考えています。

食欲、空腹感をがまんするという、無駄な努力はやめて、食事や睡眠の質を高めることに集中することが、成功への近道です。

ダイエットの本質は、頑張ることでもがまんすることでもありません。

少し食べるだけで満腹感を出せるGLP-1治療は、その点で本質的だと感じています。

満足するまで食べ、食事を楽しめるようになるためのサポートがGLP-1治療の役割です。

 

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この記事を書いた人
しげとう・まこと●医学博士。日本内科学会認定内科医、日本糖尿病学会認定糖尿病専門医。亀田総合病院、オックスフォード大学正研究員などを経て、2016年9月に開院。GLP-1に関する論文が国際科学雑誌に掲載されるなど、業績多数。国立滋賀医科大学の客員講師も務めている。2021年から洛和会音羽病院糖尿病内科部長代理、医療法人シゲトウクリニック理事長を兼務。
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